赤しその時期が来た

赤しその時期なので、我が家伝統の紫蘇ジュースを作ってみました。レシピはカゴメのWEBページを参考にしていますが、少しアレンジを加えて、より我が家好みの味と保存性を両立させた仕上がりにしています。

紫蘇ジュースは、その鮮やかな色と爽やかな風味が夏にぴったり。冷水や炭酸水で割って飲めば、さっぱりとした天然の清涼飲料になります。今回はその作り方だけでなく、瓶詰め・保存の方法についても詳しく紹介します。


【材料(約2リットル分)】

  • 赤しそ 300g(葉のみ使用)
  • 水 2リットル
  • 砂糖 900g
  • クエン酸 25g(なければお酢でも代用可)

【作り方】

  1. 赤しそは茎を取り除き、葉だけにしてよく洗います。水に2~3回さらして汚れを取り除くと、仕上がりがきれいになります。
  2. 大きめの鍋に水を2リットル入れ、沸騰させます。赤しその葉を加え、10分ほど中火で煮出します。
  3. 火を止めて葉を取り出し、煮汁を濾します。濾した液はきれいな赤褐色になります。
  4. その煮汁を再び火にかけ、砂糖を加えてよく溶かします。完全に溶けたら火を止め、少し冷ましてからクエン酸を加えます。

※このとき、クエン酸を入れると液体がぱっと鮮やかな赤に変わります。ちょっとした化学実験のようで楽しい工程です。


【保存の準備と方法】 ジュースを保存する際、特に気をつけたいのが”雑菌の混入”と”保存中の変質”です。今回は冷蔵保存を前提としていますが、できるだけ長く、安心して飲めるよう、以下のような手順で瓶詰めを行いました。

  1. 瓶と蓋を中性洗剤でよく洗い、鍋で10分以上煮沸して消毒します。
  2. シロップは熱いまま(80〜90℃程度)で清潔な瓶に注ぎ入れ、すぐに蓋を閉めます。このとき、清潔な漏斗やお玉を使うと安全です。
  3. 蓋をしっかり閉めたら、瓶ごと再び鍋に入れて、瓶の肩あたりまでお湯を張り、沸騰してから20分ほど加熱します。これを”脱気殺菌”と呼びます。
  4. 瓶を取り出して清潔な布巾の上に立てて冷まします。ポンと蓋が凹む音がしたら、密閉がうまくいった証拠です。

この脱気殺菌をすることで、糖度がやや低め(約31%)でも、冷蔵保存なら数週間~1ヶ月は美味しく楽しめます。


【保存のポイント】 今回のシロップは糖度約31%。砂糖の量としては少なめで、甘さ控えめの爽やかな味に仕上がります。さらにクエン酸を25g加えていることで、pHも2〜3程度としっかり酸性になります。この酸性と冷蔵保存の組み合わせで、微生物の繁殖を抑える効果があります。

ただし、糖度65%以上のような高糖度シロップほどの保存性はありませんので、開封後はなるべく早め(2〜3週間以内)に飲み切るのが安心です。

飲むときは水や炭酸水で4〜5倍に希釈して。お好みでレモン汁やミントを加えると、さらに風味が引き立ちます。


【まとめ】 市販の飲み物に頼らず、季節の素材を使って自家製ドリンクを楽しむのは、手間はかかってもとても楽しく、満足感のある体験です。しその爽やかな香りと自然の赤い色、そして我が家ならではの味のバランスが詰まった紫蘇ジュース。これから夏本番、ぜひ冷蔵庫に常備しておきたい1本です。

ここまで By ChatGPT

父方の祖母がよく作ってくれた紫蘇ジュース。私にとっては懐かしの味。

残念なのは、当時作ってくれたレシピが不明なこと。 シンプルなレシピなので、大きな差はないと思う。結構保存効いてたから、 砂糖は多めだろうな〜とか想像しています。

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